料理がすきだ。そのくせ、手の込んだ品物をつくることはあまりない。はじめに趣味があってアトリエがあってしごとがあって、すきまにやるのが料理だ。

時間の幅が決まっていることは、がんばりすぎないために重要だ。他の文章でも何度か書いているけれど、おもしろいことはのめり込んで、やりすぎてしまう。料理はおもしろい。だから時間の幅を設けることで、ブレーキをかける。

他にも気をつけていることを、今日は紹介したい。まとめるのが下手なので、ちょっと長くなってしまった。

  • 数を決めておく
    • 食器。我が家は入れ子状になった応量器と長皿、ラーメン用の器がそれぞれ2セットある。だいたい、応量器で間に合う。焼き魚などの長いものだけが、椀におさまらないので、長皿が登場してくる。
    • 応量器は漆なので乾燥に弱く、こまめに使ってやることがいちばんのメンテナンスになるという、画期的なからくりつきだ。使い続けると愛着がわくのは、服飾品だけではないらしい。ぼろになるまで使ってやりたい。
    • ほんとうは応量器ですべてをまかないたいのだけれど、上でも触れたとおり長いものに敵わない。うまい方法がないか考えている。
    • つくりおきのタッパー(くわしくはこちら)。つくりすぎないように一定の数からは足さない。つくりすぎて余った週末は「また、これを食べるのか……」と思ってしまい、ひさんだ。「もうタッパーがないから終わりにしよう」という明確なゴールがあると、ひさんなシチュエーションを減らし、かつタッパーを埋めた達成感も得られる。ゲーマー的に「埋める」というのはなかなかおいしい。
  • 見るレシピを決めておく
    • 世は大情報時代である。レシピもおびただしい数が出てくるうえ、サイトによって記述の仕方や作法にばらつきがある。mlで書くところ、大さじ小さじで書くところ、「下茹でしましょう」と書いてあるところもあれば「そのままいきましょう」というところ……このあたりは、自分の肌にあうところを採用するといい。
    • わたしはインターネットだと「白ごはん.com」さんとNHKきょうの料理の杉本節子先生大原千鶴先生を中心に見ている。「白ごはん」さんの方はていねいでわかりやすいのだが、ときに表現が重複して冗長なので、適宜削った上で保存する。両先生は京料理をベースにレシピを紹介しており、無駄なく食材を使っているところに惹かれた。本・インターネットともにEvernoteに保存し、検索しやすいようにタグ付けしている。
    • ちなみに本は紙面よりKindleUNLIMITEDで見ることが多い。ほんらいは月980円のサービスなのだが、UNLIMITED未経験者には30日無料キャンペーンをしており、おいしい。 980円かかるとしても、レシピ本はカラーページがあるからか値段が高めなので、1ヶ月だけ契約して必要なところだけスクリーンショットを撮ってもそう不利益はない。
  • レシピに忠実になりすぎない(条件:味の予想ができること)
    • 我が家は和食中心の装備なので、洋風のものをつくるときにしばしば材料がない!ということが起きる。そういうことが起きたとき、どうしても人は忠実に守りたくなる。しかし買ったところで、ひんぱんに使わないのなら素材はだめになってしまう。そういうときはワイン→日本酒、コンソメ・ブイヨン→白だし+こしょう、オリーブオイル→透明なごま油というのを、よくやる。当然レシピどおりの味にはならないけれど、結果的においしければそれは気にならない。「味の予想」が大事なのはこのためだ。
    • 洋ものにかぎらず、かぶの葉っぱ→だいこんの葉っぱ、さつまいも→かぼちゃ等の微妙な置き換えもよくやっている。にんにく、しょうがも片方しかないときはひとつとか、ねぎの青い部分をきざんで足すときもある。
    • レシピのためにつくるのではなく、つくるためにレシピがあるのだ。おかしと違って、ちょっと適当でもなんとかなるのがごはんのいいところだ。

読んでくださり、ありがとうございます。 レシピサイトしぼりは最初ちょっとたいへんでしたが、きまるとすごくらくです。