じつは今月、ここの文章を書けない日が2,3日あった。それでも毎日更新できているのは、アウトプットのモチベーションが高いときに、狂ったようにいくつも書いていたからだ。
文章を書けずに家を出た日は、一日中どんよりとしている。職場のタイムカードを押しているときも「何もできないまま出勤してしまった」とさびしいきもちになる。帰りたい。定時までがまんする。家に帰ってきて料理をつくってようやく、なにかをつくったという実感がわいて、すこしだけげんきになる。19時。ちょっと遅い。夜はインプットの時間だ。映画という気分ではないし、何か読もうか……。読みさしのものからひとつ手に取って読んでみる。夢中になっているとあっという間に21時。読んでよかった、と思う。少しだけ達成感を味わってねむる。
つくった日はすっきりとしたきもちで外に出られる。取り入れた日はなんだか元気が出る。前者は友人が「げんきがないときでも、ちょっと料理をつくれるだけでずいぶん気持ちが明るくなります」と話していたのを思い出し、後者も「本を読めた日とそうでない日では、読んだ日のほうが元気が出る気がする。」と言っていた。そういうことなのだ。
「つくる・取り入れる」ことが自分にとってほんとうに大切なことになっているのだと痛感した。毎日書き始めてそろそろ1年、毎日読みはじめて8ヶ月、人生のうちこんなにわずかな時間でも、ゲーム一本だったはずの価値観は大きく変わる。ふたつが揺らぐような暮らしを、決して選んではならない。またひとつ、強い軸ができる。きたる生活の変化に備え、忘れないようにせねば。
寝過ごしてしまった日も、帰宅してから寝落ちてしまった日も、起きたあとには少しでも書こう、作ろう、読もう、観よう。スキと触れ合う、それだけでヒトは潤う。スキはわたしの水、生きるにあたって欠かせない、おおきなおおきな海なのだ。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。潤ってそうなアイキャッチにしました。見えますでしょうか。つめたいマットのおふとん。
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