いぎょ

エッセイ

◆「きのたけ論争」考

「きのこの山」と「たけのこの里」という有名なチョコレート菓子がある。愛好者の中には、果たしてどちらが優れているのかということを(あくまで傍から見ると)ネタ的に争っており、毎年その光景がTwitterで散見される。わたしはきの・たけにこだわら...
エッセイ

◆別世界への扉

いろいろあって、ヨガを習うことになった。これまでヨガとは全く無縁の人生だったので、ヨガといえばインド系のひとが修行のためにやるものという、ステレオタイプ的なイメージを持っていた。会場に現れた先生は、(おそらく日本人だが)やや東南アジア系の顔...
余暇

◆今週のごはん(4/20-26)

年度が変わって1ヶ月が経つ。早いのか遅いのか知れないが、この1ヶ月は友人を含めた3人分のおかず作りやひとりごはんの練習など、わりと変化に富んでいたように思う。週に1度(おもに木曜日)料理をしないは今回、気に入った酒とカレーをいただきに行こう...
余暇

◆「なにもしないをする」家事編[戦績発表]

4月の中旬に、木曜に自炊をしない作戦を思いつき、実践してみた。改元の連休が始まらんとする今、きちんと戦績を見ておこう。結論からいうとは失敗に終わった。4/11は帰宅後尋常でない疲弊で寝落ちたので「つくる」「つくらない」の土俵に立てずに終わっ...
エッセイ

◆来たるたけのこ旋風

火曜日にたけのこを茹でた。皮のついたたけのこを触るのがはじめてだったわたしは、たけのこの皮が案外柔らかく、毛羽立ってフワフワしていることを知らなかった。また、剝いても剝いても皮が顔を出すことにおどろき、食べることのできる部分がだいぶ内奥にあ...
エッセイ

◆往年の謎、あらたな謎

トイレに不具合が起きたので、はじめて説明書をひらいた。ひらいた、といっても紙媒体のものはとうに捨ててしまっているので、型番でググってpdfファイルをダウンロードする。家電でもゲームでもなんでも、わたしは説明書を読まない。精密な機械の不備を力...
余暇

◆家計管理~休息系余暇編~

前回、余暇のカテゴリをゲームやまんがなどの「発散系」と展示や読書等の「啓発系」に分けた話を書いた。繰り返しになるが、余暇には一般的にこのふたつのほかに「休息系」といって、音楽を聞いてのんびり過ごすとか、ごろごろとして何もしないとかいう、第三...
エッセイ

◆みどりのツーブロック

髪を染めてみたい。いままで髪を染めたいと思ったり、実際に染めたことはなかった。というのも、もともとやや茶のかった髪色で、染める必要がなかったのだ。むしろ漆黒にあこがれていて、生まれ持ったきれいな黒をわざわざ茶色くしているひとたちの動機が今で...
エッセイ

◆なンまらでっかい空白しょや?

気がつけば連休が目と鼻の先まできている。ひとに予定を聞かれれば「特に予定はないですね。どこも混んでいるでしょうし、浮かれているムードの中にいると疲れるので、家でゆっくりします。」という、引きこもり丸出しの回答を繰り返している。今年は去年(3...
エッセイ

◆n刊ショートショート草案

朝のエッセイを始めてはや8ヶ月、睡眠の安定する日が増え、体調もいい。ついに、恐れていたことが起きた。「もっと書きたい」。しかもエッセイではなく「おはなし(フィクション)」をだ。げんきだといろいろ手を出してしまうのは悪い癖だけれど、やってみた...