これは、半分本当で半分怪しいと思っている。これにはわたしの地力の問題もあるが、今作、意図的にDPHの譜面をよく触るようになって、だいぶ12のスコアが伸びたり、クリアランプの更新があったりした。そもそもスコアの低さが気になっていたので、前作からDPAの10を埋めて、そこからDPHも少しやってみて、だんだん下げて……と今に至る。たしかに、ひとつひとつのノートを意識して押すようにうなるので、次の指の動きや、力加減や姿勢、液晶までの距離など、ていねいに意識する余裕ができた。
いっぽう「半分怪しい」というのは、8や9などをやることで得られるスキルは、丁寧に鍵盤をとることで、密度の高い譜面をさばくスキルではない。なにがいいたいかというと、これをやることでうまくなるのは、主に自分が押せる密度や配置のものが多い。具体的には、WONDER WALKERやRave it!、Be OKなど、比較的12の中でも平易な部類である。また、クリアランプ的にも全く新規のイージーというよりは、ハードやエクハなど、押すことそれ自体の密度を求められるものが多い。前々から惜しかった、というような曲であれば、上に書いた「余裕」が生まれたことで、イージークリアができたものもある(GENOCIDE DPAなど)。だが、GardenやCheer Trainなど、独特のスキルを求められるものや、Elementsal CreationやBroGamerのように密度の高すぎるものは、わたしの地力の問題もあるが、成果には直結しづらい。
稼働終盤になってプレイ回数1000回を超えて、LM筐体でも少しずつ12を触れるようになって、ふと今作やってきて結実したことたちについて、かんたんに考えてみた。引き続き、低難易度を遊ぶことは続けていくが、もともと12をたくさんやっているプレイスタイルであることもあり、次回作はほどよいバランスで回していきながら、地力の底上げをしながら押せる上限もひろげていきたい。
読んでくださり、ありがとうございます。たまにはゲームのちいさな話でも。
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