◆独立記⑤「ぼくは新たな地を踏む」

当初からずっと職場を離れる話がベースだったが、次への動きの話もできそう。これは自分のための記録で、たとえば新しいところも「違うな」となったとき、どういうふうに考えて動いたのかを残しておけると、ちょっと役に立ってくれるかもしれない、という淡い期待もこもっている。

士業には同業の組合があり、東京都でもっているのと、市区町村が広域でほどよく合体して支部をもっている。歓迎の催しや、各支部では勉強会をしていることもあり、少し知ってみようと思い、ちょっとだけ参加してみた。とはいえ、初対面の人間との会話は決して得意ではないし、なんならやらなくてもいいならしたくない。だが、現環境を変えねばとの決意がほぼほぼ固まった段階で、「得意じゃないからやりません」とは言えない。しかも個人開業となれば、切り開くのは周りではない。

実際、参加してみるとインターネットの知識よりも生身の感覚があり、実際にどういう感じで仕事を請け負うのか、内容についてもどういったところに焦点をあてて動くようにしているか聞けたことは大きかった。また、この同業者の集まりが仕事を紹介してくださったり、信頼を勝ち取ってお願いをしていただいたりといった、ハブ的な役割を果たしているのではないか、という肌感覚もあった。さいご、懇親会もあるということで、おそらくここでだいぶ話が弾んで仕事にもよい影響を及ぼす機会が訪れるのかな、といった予測がたったが、昔からこういった場が苦手だったこと、仕事もそのあとあったのでお暇した。

後日、別口で、勉強会にも参加をしてきた。勉強は楽しいなぁ!知らない分野のことは本を読むか、その道の人に聞くかだが、やはりその場でリアルな話を聞ける点で先人から直接学べることは大きいなと感じた。とくに士業系は法改正もたびたびあるので、「今」それをやっている人というのが貴重な気がした。成年後見も興味本位で参加してみたものの、自分の支部の勉強会は無料だというので(まぁ会費を払っているのでそれもそうか?と冷静になる)、またよさそうなテーマがあれば参加してみたいと思う。また、本来自分が役立ちたいと思っている町は実は別の支部にあり、そっちの方も雰囲気の違いなどを知りたいこと、ちょうど関心のあるテーマで開催してくださるということで、参加してくる予定である。

引き続き、関心ある分野や参加できそうなところがあれば、また顔を出していこう。

読んでくださり、ありがとうございます。春はきもちが揺れることもありましたが、「こっちに行きたい」きもちが夏をこえて揺らがなくなった気がします。少しずつ少しずつ、土台をつくっていきましょう。

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