エッセイ

◆時代を映す鏡

いつもと同じように、家に帰る道を歩いていた。ひとつだけちがったのは、時間が早かったことだ。16時ごろ。この季節なら、まだ日は高い。小学生とおぼしき少年少女が4人、戸建ての前のスペースで遊んでいた。バスケットボールを持つ少年、チョークを持つ少...
しごとと生活

◆アトリエ記「慾望」②

この日は異様にねむく、午前中にひととおりの家事を終えたあと昼まで爆睡してしまった。 合評前に到着し、作業をすすめる。先週つくったはんこの印面をととのえ、終わってから制作をすすめる。暑さのせいか人数も少なく、ゆったりと過ごせた。作品にかんして...
エッセイ

◆灼熱地獄の入り口

暑い。梅雨を目前にしてこんな暑さがくるとは思いもしなかった。きのうの昼下がりなど、蜃気楼がみえそうだった。今日もきのうと同じくらい暑いという。かんべんしてくれ、まだ5月だぜ?もともと暑さに弱く、汗もひと一倍かく。気になって嗅いでみると、臭い...
余暇

◆5/18-25のごはん

今週からきちんと「朝昼多く、夜少なく」を実行しようと思ったものの、やはり慣れというのはおそろしく、量の調整に難儀している。今週の食費は¥5833。先週が高くついた分ひかえめな結果となったが、実際はやさいを買いすぎている。5/18のつくりおき...
エッセイ

◆美容院の間隔感覚

美容院。行かなくていいのなら、できるかぎり間をあけたい場所である。頭をいじられるふしぎな感覚、余暇時間のはずが会話をがんばらないといけない苦行の時間、さらに金銭を支払って、ようやく理想の髪型がうまれる。こう書いてみると、わたしにとっては結構...
余暇

◆自炊、お手間削減。

今後のことを思い、自炊の時短に乗り出している。前に書いたお料理RTAもそのひとつだ。RTAの方はだいぶ慣れてきて、5分前後のズレは残るものの、当初より終点が揃うようになってきた。今ある白米がおわると玄米にシフトするので炊飯時間が伸びるのだけ...
エッセイ

◆かばん問題

今、通勤と余暇を兼ねるリュックと、アトリエ用のかばんのふたつを持っている。これは、あまり気がすすまないまま続けてしまっていることのひとつだ。小学生のとき、きちんと時間割を見てランドセルの中身をそろえているにもかかわらず、忘れものをする子ども...
エッセイ

◆ぼうしとわたし

顔の造形はあきれるほど残念だが、あたまの形はとびきりきれいだという。頭蓋骨をきれいに組成してくれた両親の遺伝子にはあたまが上がらない。小さい頃から「ぼうしが似合うね」と言われてきた。おとなになってからもぼうしをかぶっているひとを見るとくぎづ...
エッセイ

◆悪癖Ⅱ

『悪癖』というエッセイで、水を飲むのもトイレにいくのもがまんしてしまうということを書いた。最近、それに似たあらたな「悪癖」を見つけてしまった。眠りである。眠りをがまんするのはつまらない授業とくだらない会議くらいだとお思いになるだろう。しかし...
エッセイ

◆イノセント・マッスル

筋トレ生活もことしで3年くらいになる。減量目的のコアトレーニングから始まり、負荷をかけて鍛えていくNHKの「筋肉体操②」までたどり着いた。非常にゆるく続けているために年数に対して成果はすくないけれど、それでもおなかがぽこんと出ない、肋骨がき...
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