エッセイ ◆出先の読書幻想 たまたま、時間をもてあましてしまった。ゲームは土曜に思う存分やったのでいまいち乗り気になれない(し、土日の両方でゲームをしつくすのには体力的条件が整っていないときびしい)。本音を言うならば、きのう借りた本を少しでも読みたい。しかし、外での読... 2019.02.25 エッセイ
エッセイ ◆石川に恋をする 物産展がすきだ。京都や北海道のような集客性が高くごみごみとしたものより、東北とか北陸とか四国とか、このように言うのはたいへんしのびないのだけれど、人の入りが多すぎず、ゆっくりと回れるものがよい。だいいち、物産展でわかるのはその土地の代名詞く... 2019.02.24 エッセイ
余暇 ◆今週のごはん(2/16-22) 週の食費は¥2076。麺類で横着することを覚えたので麺を買いました。今週も同居人の出張があり、水曜帰還の予定がのびのびで結局週末までひとりぐらしでした。ですので、手を抜く練習となりましたが、結果としてはあんまりうまくいっておりません……。ま... 2019.02.23 余暇
エッセイ ◆おかえりツーブロック 例の美容院が全焼してから三ヶ月、再開の見通しはまだまだ先らしい。無慈悲なことに、三ヶ月という期間はツーブロックを破壊するのにじゅうぶんすぎる。剃り込んだラインはすっかり失せ、眉上に切った前髪は目に入りはじめる。髪が乾くのにもえげつない時間が... 2019.02.23 エッセイ
エッセイ ◆新宿のもここらーめん② きのうのつづき。明言しなかったが、夢日記である。「もここらーめん」は、10分ほど歩いたところにあった。歴史ある店なのか看板は色褪せて、外壁もところどころ剥がれている。外には数人の待ちがあり、そこそこ繁盛しているようだ。引き戸がおおげさな音を... 2019.02.22 エッセイ
エッセイ ◆「新宿のもここらーめん」① Twitterをみていたら、大学時代のともだちが新宿にいるという。たまたま新宿にいたわたしは昼食をぜひ、と彼女にリプライを送った。ぐうぜん近くにいたようで、すぐ合流できた。改札内にいたので、前々から行きたかった目黒あたりのお店に行かないかと... 2019.02.21 エッセイ
エッセイ ◆ひとりぐらしプラクティス ときどき、同居人がいないときがある。家出ではなく、出張や帰省だ。このときわたしは数日から一週間、ひとりぐらし状態になる。長らくひとりぐらしへのあこがれがあって、今までの人生のなかで実家を出たことは何度かあれど、いずれも居候か同居で、まったく... 2019.02.20 エッセイ
エッセイ ◆手に浮かぶ廃墟 色あせた白のワイシャツを黒に染めようと思い立つ。春の呼び声がするなか、なぜ季節外れの黒にしてしまうのかという疑問はさておき、わたしは説明書を読まないおんなである。今回も例にもれず、ざっと見て作業をしていた。染料を湯で混ぜていて気づく。指の傷... 2019.02.19 エッセイ
エッセイ ◆お茶と箱の中のケトル こうみえて、お茶の時間がすきだ。なければないで構わないのだけれど、お茶の時間があるだけでほっとするし、なんとなくゆとりがもてる。 喫茶店で本を読む人というのも(わたしは周りの音が気になるのでやらないけれど)、わからなくはない。 ひとと話をす... 2019.02.18 エッセイ
エッセイ ◆旅のこと。 疲れがぬけない。体調はすこぶるよいが、頭のなかがいっぱいなのだ。本を読もうにも文字が網膜でしっかりキャッチされず、内容が入ってこない。今週はぬけがらのような読書だった。こうなったのにはわけがあって、先週の旅行である。実はあの旅は、被災地を実... 2019.02.17 エッセイ