エッセイ ◆「アラネバライン」はいずこに 生乳の原価高騰によりそこそこの値段・質の牛乳探しをしていたものの、やはり原価じたいの高騰とあって、あまりぴんとくる商品はなかった。けっきょく、しっくりこないのなら買わなくてもよいのではないかという結論にたどり着き、4月以降買っていない。 前... 2019.05.15 エッセイ
エッセイ ◆夏のからだ 「どうやら、わしはここまでのようだ……。」 からだが屈しはじめた。例年よりだいぶ早い。今年は5月に入ってからよく晴れた日がつづき、なかには暑さを感じる日すらあった。「暑さというにはまだ早かろうに。」という声もあろうが、めっぽう弱いのだ。 ま... 2019.05.14 エッセイ
エッセイ ◆あらたな休日ルーチン 修行の甲斐あって、人のいるところでも本を読めるようになってきた。とはいえ、まだ2ヶ月と少しなので、安定して読めるようになったのは図書館と電車内くらいのものだ。また先回は「気になった音は気の済むまで拾ってしまえばいい。」と書いているものの、ひ... 2019.05.13 エッセイ
エッセイ ◆つくる生活へのあこがれ アトリエに、いろいろなものをつくる夫婦がいる。作品にかぎらず、料理や雑貨といった、生活のものだ。なかなかお年を召した方なのだが、木だってじぶんで切って作品の材料にしてしまうという。 思えばアトリエを担当している職員のひとも「つくる」ひとだ。... 2019.05.12 エッセイ
エッセイ ◆いとおしい傷 さすがに20も半ばをこえたので、走ってころぶとか、ジャングルジムのてっぺんから落ちて気絶することはなくなった。しかし、持ち前の注意力の散漫さからか、小さな怪我は絶えない。敷布団に滑って足をひねる、熱した鍋に手首が当たってやけどをしてしまう(... 2019.05.11 エッセイ
エッセイ ◆4勤3休になって 去年度は木曜定休だったので、3勤1休1勤2休のサイクルで過ごしていた。今年度は定休が金曜に変わり、4勤3休となった。実は、今のしごとを始めたときは金曜定休で4勤3休だったのだけれど、配属されていた部署もちがい、覚えることも多く、あまり休みに... 2019.05.10 エッセイ
エッセイ ◆捕手なし、軍に不足なし。 2月のあたまに「にんじんのきもち」というエッセイを書いた。苦手な野菜を彩りだけのために買うのはやめようという決意表明を、野球と男女にたとえたエッセイである。読み直してみると我ながら滑稽なものを書いているなぁという思いにかられたので、もしよろ... 2019.05.09 エッセイ
エッセイ ◆街に「ひきこもる」 この連休はアトリエに行く日を除いて、自分の街から出なかった。つまり買い物も食事も散歩もぜんぶ、日常の中にあったということだ。 何度か書いているけれど、わたしは今住んでいる街がすきだ。関東圏で引っ越すなら、この街のほかは受け付けないくらい。決... 2019.05.08 エッセイ
エッセイ ◆連休は果たしてほんとうに休まったのか? 11連休。年末年始に匹敵する長さの大連休が、幕を閉じた。絶望に打ちひしがれる人がタイムラインに散見されたが、一方でわたしはそうではない。決して「私、仕事大好きなんで♪」というようなマウントではない。信じてほしい。仕事に対しては、みなさんと同... 2019.05.07 エッセイ
エッセイ ◆少し先の「なりたい」 はじめにことわっておくと、これは連休前の話である。連休中に通勤のことを書くのもどうかと悩んだのだけれど、今回大切なのは通勤の有無ではないので、書いてしまう。 通勤路を走っていると、老夫婦とおぼしき二人組が向こうからのたりのたりと歩いてきた。... 2019.05.06 エッセイ