エッセイ ◆ぼうしとわたし 顔の造形はあきれるほど残念だが、あたまの形はとびきりきれいだという。頭蓋骨をきれいに組成してくれた両親の遺伝子にはあたまが上がらない。小さい頃から「ぼうしが似合うね」と言われてきた。おとなになってからもぼうしをかぶっているひとを見るとくぎづ... 2019.05.23 エッセイ
エッセイ ◆悪癖Ⅱ 『悪癖』というエッセイで、水を飲むのもトイレにいくのもがまんしてしまうということを書いた。最近、それに似たあらたな「悪癖」を見つけてしまった。眠りである。眠りをがまんするのはつまらない授業とくだらない会議くらいだとお思いになるだろう。しかし... 2019.05.22 エッセイ
エッセイ ◆イノセント・マッスル 筋トレ生活もことしで3年くらいになる。減量目的のコアトレーニングから始まり、負荷をかけて鍛えていくNHKの「筋肉体操②」までたどり着いた。非常にゆるく続けているために年数に対して成果はすくないけれど、それでもおなかがぽこんと出ない、肋骨がき... 2019.05.21 エッセイ
エッセイ ◆何ユエ汝ハ彼ヲ愛ス? 「『闇金ウシジマくん』がすきです。」というと「あ~……あれね。」という反応をされる。ここで相手がわたしの値踏みを済ませるのか「どういうところがすきなの?」「なんですきなの?」と聞かれることはない。こんなことなので、わたしは長らくウシジマくん... 2019.05.20 エッセイ
エッセイ ◆悪癖 だいぶ前「水無精」というエッセイを書いた。相変わらずの状態で今の季節を迎えているのだが、もうひとつわたしには悪い癖がある。上で書いたのは、水分摂取をさぼってしまうこと、いわば入れる方の話だ。今回書くのは出す、要するに排出の話である。わたしは... 2019.05.18 エッセイ
エッセイ ◆みかげ、ミニシアターと出会う 先日、アトリエの方に教えていただいた『福島は語る』という映画をみてきた。タイトルどおり、被災したひとびとの語りが詰まったドキュメンタリーだ。小さな子どもの母親や農家、教師、元記者など、さまざまな立場の方が思いを切々と語る姿に心を打たれ、帰っ... 2019.05.17 エッセイ
エッセイ ◆入眠ルーチン お料理RTAのあとがきで、帰宅後に夕飯→入浴→余暇と過ごしているのを、夕飯→余暇→入浴にしてみてはと同居人から提案があったという話をした。その経緯を思い出したので、書いておく。同居人がそう言い出したのは、余暇から入眠までの流れがぐだぐだにな... 2019.05.16 エッセイ
エッセイ ◆「アラネバライン」はいずこに 生乳の原価高騰によりそこそこの値段・質の牛乳探しをしていたものの、やはり原価じたいの高騰とあって、あまりぴんとくる商品はなかった。けっきょく、しっくりこないのなら買わなくてもよいのではないかという結論にたどり着き、4月以降買っていない。前回... 2019.05.15 エッセイ
エッセイ ◆夏のからだ 「どうやら、わしはここまでのようだ……。」からだが屈しはじめた。例年よりだいぶ早い。今年は5月に入ってからよく晴れた日がつづき、なかには暑さを感じる日すらあった。「暑さというにはまだ早かろうに。」という声もあろうが、めっぽう弱いのだ。まず食... 2019.05.14 エッセイ
エッセイ ◆あらたな休日ルーチン 修行の甲斐あって、人のいるところでも本を読めるようになってきた。とはいえ、まだ2ヶ月と少しなので、安定して読めるようになったのは図書館と電車内くらいのものだ。また先回は「気になった音は気の済むまで拾ってしまえばいい。」と書いているものの、ひ... 2019.05.13 エッセイ