エッセイ

■共闘する者

基本的に、やりたいことは周りがどう思っていようとつきすすむ方だと思っているが、それでも同志がいることをありがたく思うときがある。減量などの鍛錬や忍耐、継続の求められるものは、ちょっとしたことでだれてしまいやすいので、同志がいることで「やって...
エッセイ

■成長

呪いのように、しごとがなんとかならないかなーということをこぼしている。友人をはじめとして、いろいろな言葉をかけていただくのだが、そのなかでパートナーから「前は働きたくないって言ってたのにめっちゃ自立してるじゃん」と言われた。そんなことを話し...
エッセイ

■もどる、持たざる子の頃

しごとの流れを変えていくリスク管理として、ちょっとお金を貯めようと思い立った(遅)。ちょうど、今年の秋は展示の予定もすくなく、旅行も延期することにしたので、残ることといえば読書と音楽ゲームくらいで、だいぶ時間のゆとりができた。今後の新しいし...
しごとと生活

◆独立記④「ぼくは三つ星シェフになれない」

前書いたように、「なんかもういられねえ」と思うと転職してしまったり、これまでいた友人関係を切ってしまったりしてきた。ただ、今回はそれだけではない。前のところも含めると、今の業界には8年ほどおり、まあまあ慣れてきたよね、という段階になるのだが...
エッセイ

■閃く瞬間(とき)

読書、これはノンフィクションでもフィクションでもかまわないのだが「あ、これだ」と名探偵コナンのごとき(視聴していたのが十年以上前なので、最近のお話でこの描写はもうないかもしれない)閃きのカットインが入るような瞬間がある。何か日常や仕事の中で...
エッセイ

■「らしさ」の像

成年後見の文脈から、認知症について学習しなおしたとき、介護によって人間関係が難しくなるのは、認知症患者の見えている世界を、介護者が否定し、「正しい認識」に修正しようとするといった、受け入れの難しさが大きいのだという話があった。認知症患者にお...
エッセイ

■その答え

最初、しごとのスキル的なところで描き始めようと思ったのだが、考えるうちに、別にしごとに限らないテーマだなと思い、エッセイのカテゴリにしてしまった。相手から何か言われたり、提示されたとき、「そうなのか」と受け入れてしまいそうになることがある。...
エッセイ

■論理じゃない趣味

ともだちに泣き言をいっていたら、自分の状態を心配してくれたのか「頭使わない趣味をもったほうがいいよ!」と助言をうけた。たしかに、考えてみると、文章を書く・読書をする・展示をみる・外国語を学ぶ・関心のある勉強をするなど、たしかに頭をベースで使...
読んだもの

『山月記・李陵』(著・中島敦)

夏は中島敦を読み直そうと思い立ち、買うだけ買ってだいぶほっといていた。夏がきた。読もう。なぜかといえば、中島がパラオに赴いた経験から書かれた物語の記憶があったからである。そこから「南洋幻想」ということばを友人から教えてもらい、たしかにそうい...
エッセイ

■それでもスマホはへってきた

6,7月くらいだろうか、Xの広告が過剰になったり、おすすめタブが煩雑だったりして、見る機会が大幅にへった。実際、ゲームの時勢を知るのには遅れをとってしまっているが、ほとんど実生活で困ることはない。逃して困るものだけ通知をオンにしておくなど、...